長野県の松本深志高校で昭和36年ごろから12年間にわたり住みついたという、実在の犬・クロの物語。4800人の生徒と学校生活を共有し、用務員室に泊まり、学校の見回りもし、時に職員会議にも出席する。学生の青春ドラマにもフォーカスしながら、爽やかにほろ苦くストーリーは展開していきます。クロの撮り方はすごくうまいし、自然で愛くるしい。学校でその命を全うしたクロは本当に幸せだったなぁと胸打たれました。
信州ののどかな風景や、時代を映したフィルムの質感もとてもよかったです。松本が舞台ですが、湯田中行きの長野電鉄が登場したり、ロケ地は広範囲だったのでしょうか。とても懐かしい気分になりました。


